精神を病むまで働いて、あんなに辛くて辞めたかった金融営業だけど
働いていたことは自分の人生でよかったことなのか。
を考えてみると、働けてよかった、と今はすごく思う。
なんでそう思うのか、考えてみる。
前職の良かったこと
・働きながら金融の勉強ができたこと
・幅広い世代とお話しができたこと
・好きな先輩たちに出会えたこと
・今の環境がとてもありがたいと思えること
・金融に勤めていたという実績
●金融の勉強ができたこと
お給料をもらいながら人生において大切な
金融の勉強ができたことは本当によかった。
他の仕事についていたら、休日にお金の勉強するか、
きっとお金について無知のまま生きていくことになったと思う。
お金について無知は本当に怖い。
NISAとかIdecoの社会人用セミナーとかあるけど高いしね。
資産運用の大切さだけでなく、前職の商品の範囲が広かったからこそ、
保険、年金、相続、住宅ローン、Ideco、NISAとかの
幅広い知識を得ることができたことは人生にとってプラスになった。
●幅広い世代とお話しができたこと
コミュニケーションスキルがついたって言いたいけど、
それよりも人生の大先輩たちの話を聞けたのはすごくよかった。
ほとんどが会社を定年退職したくらいの年代のお客さんで、
若いころの話とか、最近はまってることとか、
いろんな話をしてくれて楽しかった。
今働いてみると、それくらいの年代の方々と人と話す機会がほんとにない。
友達みたいにいろんな話ができて、楽しかった。
●好きな先輩たちに出会えたこと
最初の支店の先輩たちがいなかったらもっと早く辞めてたと思う、
それくらい、大好きな先輩たちに出会えた。
仕事のやり方も人間的にも、本当に素敵な人たち。
いろんなことを学ばせてもらった。
最初の配属は支店ガチャっていうけど、
わたしはものすごく当たりの支店だったと思う。
新卒から入って今5年目だけど、送別会してくれたり、
辞めてからも定期的にご飯に行ってくれる先輩たち。ありがたい。
次の支店でも後輩と仲良くなって、お互いに転職したけど、
ちょこちょこ会ってる。わたしたち頑張ったよねって励ましあってる。笑
●今の環境がとてもありがたいと思えること
金融営業を4年間勤めて、本当につらくて
胃が痛くなることが何回もあったからこそ
大学事務の仕事がありがたいと思える。
新卒で大学事務になっていたら、大学事務もきっと大変で
転職したいって思っていた気がする。
私的にきつい金融営業を経験したからこそ、今の仕事を頑張れる。
●金融に勤めていた実績
金融に勤めていたときはわからなかったけど、
「金融機関に勤めてた」っていう事実だけで
「しっかりしている人」という信頼感があるらしい。
転職していろんな人に言われた。
あとは新卒でいまの大学事務になることは
なかなか難しかったと思うから、(わたしの学歴的に)
「金融機関で4年間務めた実績」を使ったから転職できたのかなと思う。
次、もう一回新卒の就活をするとなってもきっと同じ道をたどると思う。
それくらい、知識と出会いは変えられないほどよかった。
また苦しい思いするとは思うけど。